プログラミングを始める前に

色んなプログラミング言語がある

世界には沢山のプログラマーがいますが、全てのプログラミング言語を習得している人はほぼ居ないと思います。

なので、あれもこれもと色々な言語を学ぶより、まず一つ使えるようになる事がとても大事な最初のステップです。

まず一つ使えるようになれば、他の言語を習得する時のハードルが下がります。

言語の選び方は「何を作りたいか?」にもよるのですが、私がおすすめする最初の言語は「Python(パイソン)」です。

謎の記号などもなく、とてもシンプルで、コードに何が書いてあるか分かりやすいのが特徴です。

そして、パソコンのスペックを問いません。(高機能なパソコンじゃなくても開発できる)


Pythonで何ができる?

最近よく耳にするであろう、AIやBot、SNSなんかも作れちゃいます。

あとはエクセルなどの作業の効率化・自動化なんかもできちゃいます。

このサイトではPythonのフレームワークである「Django(ジャンゴ)」をメインにしているので、Webアプリケーションの開発には特に役立つはずです。

フレームワークとは?
プログラミング言語を簡単・便利に使えるようにしたものです。その言語が少ししかできなくても簡単にアプリが作れるようになります。
Webアプリケーションとは?
ブラウザ上で動くアプリのことです。ちなみに、スマホのアプリは「ネイティブアプリ」と言ったりしますが、Webアプリとは別物です。

英語について

やり方を調べたり、エラーを調べたりすると英語に出会うシーンが良くあります。

Google翻訳やGoogle Chromeの翻訳機能などを使って翻訳する癖をつけましょう!

単語には意味があるのでプログラミングの習得速度にも大きく関わってきます。

調べているうちに、いつの間にか色んな英単語を覚えていて、簡単な英語の文章であれば自然と読めるようになります。

例えば次の様なコードが出てきたとしましょう。

sample.save()

sampleとsaveは誰もが読める英単語なので「サンプルを保存」しているんだなぁとある程度の予測ができると思います。


エラーについて

エラーと聞くと「やばい!」みたいなイメージがあると思います。

しかしプログラマーにとってエラーは友達のようなもので「ここのコードが変だから処理できなかったよ〜修正してね〜」と教えてくれているんです。

エラーが嫌われる理由は、ただ面倒くさいからなんです笑

なのでエラーが出た時は毛嫌いせず向き合ってみましょう。

一番厄介で苦しむのは、エラーが出てないのに動かない状況です。


最低限必要なツール

パソコン

もしパソコンの購入を検討している方はMacを強く勧めます。

画像、音楽、動画、プログラミングなど、クリエイティブな作業にとても向いており、ネット上での情報量がとても多いので物事の解決がとてもスムーズになります。そして長く使えます。

ただし、パソコンでゲームをしたいという方はWindowsの方が良いかもしれません笑

Google Chrome

Google Chrome(クローム)は、インターネットをするためのアプリ(ブラウザ)です。

一般的にWebサイトを見たりするアプリの事を「ブラウザ」と言います。

Webアプリなどを開発するにあたって、表示やエラーの確認などをする時にとても便利な機能が付いているので、まだ使っていない方はパソコンにGoogle Chromeをダウンロード(無料)しておきましょう!

Visual Studio Code(VScode)

VScode(ブイエスコード)とは、プログラミングのコードを書くためのエディターです。

なんかすっげー高機能なメモ帳だと思って下さい笑

これ無しでプログラミングをすると、色の無いポスターの様にとても見にくく、ミスも起こりやすいので、これもVisual Studio Codeもダウンロード(無料)しておいて下さい。

下のコードは、エディター無しの場合と有りの場合のサンプルです。

from django.views.generic import TemplateView
from django.http import HttpResponseRedirect

def UserView(request):
    user = User.objects.filter(user__blood_type="A型")

class IndexView(TemplateView):
    template_name = 'index.html'
from django.views.generic import TemplateView
from django.http import HttpResponseRedirect

def UserView(request):
    user = User.objects.filter(user__blood_type="A型")

class IndexView(TemplateView):
    template_name = 'index.html'

色んな壁がある

最後に、プログラミングを初めるにあたって、色んな壁が出現するので心にメモっておいてください。

  • パソコンの開発環境を整える(最初の壁)
  • 知らない用語
  • 英語
  • 飽き

簡単にですが、壁で止まってしまわない為のアドバイスを書いておきます。

パソコンの開発環境を整える

最初のとても大きな壁で、ここで辞めてしまう人も沢山います。

開発環境づくりの設定は最初一回だけで、大体がコピペで済むので踏ん張ってください。

環境作りよりPythonでプログラミングする方が簡単かもしれません笑

これさえ終われば後は開発に集中できます!エラーとも出会うはずなので挫けないように!

知らない用語

色んな記事やドキュメントをみていると、必ず知らない用語が出てきます。

知らない用語が出てくると、大体の人が調べると思いますが、中には深みにハマってしまう用語があります。

簡単な用語であればすぐ解決して良いのですが、深みにハマるような用語に出会った時は、絶対に深追いせず「こんなのもあるんだな〜こういう時に使うのか〜」程度でとどめておいて下さい。

多くの方はスマホを慣れで使っていると思いますが、その仕組についてはきっと知らないはずです。

なぜ電話ができるのか?なぜリアルタイムで通知がくるのか?など。

これと似ていて、知らなくても使っているもの・使えるものって沢山あるんです。

なので、難しすぎることやあまり関係の無いことは深追いせず「なんとなく」で済ましておきましょう!

あとは時間が解決してくれます。

英語

今の時代、重たい辞書を開く必要も無く、コンピューターが全て翻訳してくれます。

「英語を読もう」「Google翻訳しよう」という気持ちがなければ解決できない問題もあるので、英単語を避けないように心がけて下さい。

これも「慣れ」なので英語に抵抗を感じなくなるまで翻訳を習慣づけましょう。

やってるうちに「英語で調べたら情報でてくるかな〜」という選択肢が得られるようになります。

飽き

作りたい物や目的が無いとすぐ飽きてしまいます。

「作りたいもの」は、プログラミング言語の習得速度にも関わってくる非常に大事な要素です。

例えば、インスタを作りたい!とかツイッターを作りたい!とかパクリで良いんです。

あなたの仕事や趣味や生活に関わるものであればさらに良いです。

まだ作りたいものが無い方は、なんとなくでいいので今のうちに考えておきましょう!


まとめ

  • まずは一つのプログラミング言語から
  • Pythonが分かりやすくてオススメ
  • エラーは友達
  • 開発環境作りで踏ん張る
  • 難しい用語は深追いしない
  • 英語を翻訳する習慣をつける
  • 作りたいものや目的を決める

次は、パソコンの開発環境を整えます。